『スピリチュアル』を辞めようと思ったこと。(いくえ)


わたしは、子どもの頃から、ずっと誰かの役に立ちたいと思っていたのよね。

そうね、出しゃばる方ではなかったと思うけど、『本当に』困っている友だちの心を視ながら、邪魔にならない程度に手を差し伸べていたように思う。

何でもかんでも手を出すことが正しいとも思わずに、その塩梅を探りながら。

 

でも、言わなきゃいけないことは、伝えてきたと思う。

スバっという時もあっただろうし、遠回しに言ったり、タイミングや状況を視たり。結果、正解だったのかはわからないけど、必要なことは伝えてきたと思うのよね。

 

19歳の時に、特別メンタルコンサルティングを始めた。

(当時はそんなつもりないのよ。振り返ったら、そうだったわね。って感じ。)

 

人との関わりの中で、その人に対する『絶対』というものが、自分の中から消えずに(それが直感というか、高次元からのメッセージってことだったのだろうけど。)、自分の中でこの絶対は、本当に絶対なのか?の答え合わせに、時間を費やしながら。でもやっぱり絶対なのよ。

 

そんなことを繰り返しながら、20年が経ったわ。

わたしの中で、

「わたしは役に立っているのだろうか?」

という疑問が出てきたのよ。

 

目の前の人に、その時は役に立ったとしても、わたしの何かが役に立ち続けることがあるのだろうか?

って。

 

 

人間は、簡単には変われない。でも、それが人間なのよ。

変わるのも人間で、変わらないのも人間。

わたしは、なんのために此処に存在しているのか?

 

自分の能力?スピリチュアル?・・・だから、なに?それが何かになるの?

 

随分考えたのよ。随分ね。

もうこの能力を自分で封印しようかとも思ったくらい。

 

 

そんな矢先に、かつあき先生が現れたの。

かつあき先生のブログにも書かれているけど、出会った頃は、わたしにとって超問題児だったわ。

「特別コンサル・・・する?」

って、何度も自問自答したのよ。だって、超絶時間のかかる案件よ。それをやったからって、わたしに何か利益があるわけじゃない。

そして、「人間は変わらない」のよ。そのくせ、心は変わるわ。それが人間なのよ。そんな人間に、わたしはまた自分の労力を費やすの?

かつあき先生と初対面の時、『5年後に死を選ぶ』とわかったわ。・・・だから何?わたしには関係ない。死にたきゃ死ねばいいのよ。だって、自分の人生は自分で決めて良いのだから。知ったこっちゃないわ。

でも・・・。

かつあき先生の魂が、わたしの両腕を掴んで離さなかった。

「助けて!助けて!こんなんじゃないの!」

・・・知らねーよ!!!わたしに関係ない!!!

かなりの時間、せめぎあったと思うわ。

 

 

結局、魂を振り切ることができなかったのよ。かつあき先生は、前世でもわたしに会ったことがあるはずで、それが誰なのか・・・。

それでもわたしは、1か月は悩んだ。

こんな奴にわたしの労力を使うのか?わたしはもう、スピリチュアルをやめたいとすら思っていたのに。どれだけやっても、人間は「変わらない」。そして、「変わらなくていい」。

 

 

かつあき先生は、特別コンサルを望んだ。

わたしも、覚悟を決めた。

あー、なんてわたしはバカなんだ。こんな意味もないことを、また繰り返すのか?って。自分の馬鹿さ加減に反吐が出そうだったわ。

 

 

それから、500日、そして、2年。

かつあき先生のブログを読んでいただければ、どんな時間を過ごしてきたのか、少しは伝わると思う。

ブログに書けることだけをピックアップしているだけで、実際はかなり壮絶よ。そりゃそうよ。育ち上がって、もう40歳になろうかという大人が1人、自分と向き合って変わろうともがき苦しんでいるのだから。生半可なことじゃない。綺麗事でもない。

わたしとの2人の世界だけでの出来事にしてしまうと、その世界のルールになってしまう。だから、常に第三者を巻き込んで、現状の馬鹿さ加減をさらけ出して、どこまでも突き落としては這い上がってを繰り返した。

 

 

かつあき先生の今の姿を見た印象が、その結果だと思うわ。

 

 

わたしは、スピリチュアルをやめられなかった。

かつあき先生と向き合っては何度も突き落としながらも、わたしの存在意義を自問自答してきた。

「だから、なに?」

という究極の真理にぶち当たってしまったのかもしれないのよね。

 

でも。

でも、最近また思うのよ。

 

「それでも、役に立ちたい。」

 

って。

究極の真理にぶち当たったとしても、そこからまた、自分の真の思いにフォーカスしたら、役に立ちたいっていう思いが視えてくるのよ。

 

だったら、それでいいじゃない!って、また、そう思えるようになってきたわ。

 

わたしがどれだけ役に立つのか。役に立ち続けるのか。

自分の思いに純粋に向き合い続けて行くことが、わたしにできること。

それでいいじゃない。

 

 

 

500日が経ったころ、かつあき先生とわたしの前世での関係がわかったわ。

その話を座談会でするのも面白いかもね!

 

 

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・昼の部 13:30~15:00

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