小説よりも奇なり。『思い込みとパラサイト』。


こんにちは。

かつあきです。

 

 

あれから、数日が経ち、私の中の意識も、それまでとはだいぶ変わってきたように思います。

一言で言えば、

「自分と向き合う」

ということを、より真剣に考えるようになったと思います。

たった数日間で何が変わるんだ!?と思うかもしれませんが、私にとって『パラサイト』という事実は本当に衝撃でした。

いくえさんが、

「あなたが甘いと言うよりも、あなたの中でパラサイトを無法地帯にしていることが問題。」

と表現してくれたことで、私は自分に責められたという反発よりも、客観的に自分を見ることができたように思います。

 

先日、初めて大分サロンのスタッフ全員で、西寒多神社に参拝に行きました。

突然、いくえさんが言い出したことに、みんな喜んで参加しました。そのあと、カフェでコーヒータイムとなったのですが、だいたいこうなった時は、いくえさんの話が面白くて、数時間は平気で談笑することになるのです。

色んな物事を、色んな側面から考えて分析をして、それを面白おかしく話しながら、めちゃくちゃ考えさせられるのです。

 

いくえさんは、スピリチュアリストですが、決してスピリチュアルに偏らないのです。

神や天使や龍も、話すことはあります。でも、「だからなに?」とも言います。

『これだけしておけばいい』とか『あそこに行けばいい』など、そんな浅はかなことは絶対に言いません。

『あなたはどうしたいの?』ということを追求するのです。

自分の人生は、自分で切り拓いていくものですから。

 

私にもこの2年間、決して「嘘をつくな」とは言ってないのです。

「わたしは、嘘をつかれることが嫌い。でも、嘘をつかなきゃいけないこともあると思う。それならそれで、その嘘を事実にするくらい努力してほしい。それができないなら、嘘をつく意味はないと思う。中途半端に嘘をつきたいなら、その時は、わたしと関わらないところで、そうして欲しい。」

というふうに言われてきました。

ここまで言われていても、人間は自分の価値観で相手を図るものなのだと(これも、いくえさんがいつも言うことです。)、自分も例外なく、ここに当てはまるのだと知りました。

 

 

少し時間があったので、私はいくえさんを誘って、本屋に行きました。

私は、本を読むことが苦手です。ですが、本を読みたいという衝動が起きるのです。

そして、購入して満足するというシナリオに陥るので、いくえさんに付いてきてもらうのです。

今回も、4,5冊手に取って、いくえさんに相談しました。

その中で、いくえさんが1冊を指して、「これなら読めると思うよ。」と言ってくれました。

 

『知識ゼロでも楽しく読める!人間関係の心理学』齊藤勇 著

 

これは、本当に読みやすかったです。

これを読んだら、もっといくえさんと会話ができるようになるのではないかと思うくらい。そう言うといくえさんから、

「早急に読んでほしいわ(笑)」

と言われてしまいました。

 

 

その中で、印象的だったのは、

『思い込みの激しい人の心理』です。


思い込みとは、いくえさんの言うパラサイトです。

     

この思い込みのことを心理学的に『認知の歪み』と言うそうで、『認知』とは物事の捉え方(考え方)で、この捉え方(考え方)が極端に偏り歪んでしまうと、現実を正確に認識できない状態になるということだそうです。


本文には、【10パターンの認知の歪み】も記載されていて、「心のフィルター」や「すべき思考」など、自分に当てはまるものがたくさんありました。

 

そして、この本に書かれていることは、全ていくえさんにいつも言われてる言葉でした。

 

いくえさんに、この本に書いてあることを、いつも考えているのか?と尋ねたら、


「そうだよ。あなたの言動や行動はどんな価値観から生まれることなのか、その価値観にはどんな心理が絡んでいるのか、あなたのこれまでの人生を視ながら、あなたの心も視ながら。ただ、あなたにこの知識がない分、この知識をあなたにぶつけても、暖簾に腕押し状態。あなたからの喧嘩を買うなら、わたしが幾分、あなたのレベルに合わせなきゃいけないと思う。その代わり、周りに話すときは、こういった知識などを取り入れて分析しながら話してるよ。」


と、言われました。

「あー。なんて自分は偏った時間を過ごしていたのか…」

いくえさんでさえ、スピリチュアルに偏らず、幅広い観点から、物事を捉えようとしているのに。

私は、あたかも「自分が正しい」と、知識なんてさらさらない、ただの裸の王様気取りでしかなかったのだと。


過去は変えることはできませんが、

未来は変えることができるはずです。


過去をなかったことにするのではなく、

過去から積み重ねてきた、このパラサイトと、今からの未来は、闘っていくことが、いまの私にできることなのですから。