小説よりも奇なり。『小林正観さん。』


こんにちは。

かつあきです。

 

先日、とある方にご縁がありました。

その方は、いくえさんの『スピリチュアル座談会』にお越しくださったのですが、お知り合いの方に誘われて来たそうで、よくわからないまま、参加したような感じでした。

 

いくえさんも、

「退屈なお時間にならなければいいな」

と、笑いながら始めたのですが、なんのなんの、その方はいくえさんの話をすぐ理解したようで、いろんなお話もしてくださいました。

 

その方から、『小林正観』についてのお話がありました。

名前は知っていましたが、特段、具体的には知らなかったので、すぐに調べました。

そして、気になった本をすぐに購入して、読みました。

 

 

読んでみると・・・

全部、いくえさんが話してくれたことばかり。

「え?これも?」「また、これも?」

 

この2年間、いくえさんが話してくれたことだからこそ、この本を読みながら、どれも納得するのです。

 

小林正観さんに限らず、いろんな人がいろんな話をしていて、その情報が入ってきます。

ほとんどが、いくえさんが言っていることと同じことを言っているのです。

 

小林正観さんの言葉に、以下のような言葉がありました。

『見方が変われば自分が変わる。見方が変われば世界が変わる。』

『幸せは目の前にある日常であり、それを「幸せ」と感じる心があるかどうか?』

『何事も実践しなければ意味がない。』

これらの言葉と、同じ意味のことをいくえさんも話してくれていました。

 

 

そして、「努力」についてのお話もありました。

小林正観さんは「努力することをやめたのだ」と。

努力が悪いわけではなく、その努力をすることで不平不満や愚痴やごちゃごちゃするものが湧いて出てきて、感謝が出てこなくなるくらいなら、努力なんてしないほうがいいということです。

 

これも、いくえさんが言うことと同じなのです。

いくえさんは、よく、

「あなたが幸せならそれでいいのよ。」

と言います。

 

人は、自分を変えたいだとか、変わりたいだとか、簡単に言います。私も含めて。

あたかも、別人のごとくなってやろうくらいの勢いで。

 

そのくせ、いくえさんのコンサルを受けると、自分が苦しくなってごちゃごちゃするものが湧いてきます。

終いには、いくえさんに反抗したり、嘘をついたり・・・

そして、いくえさんに、

「あなたが、今のままで幸せならそれでいいのよ。わたしのコンサルを受けることで、あなたがただ辛くなったり、わたしに不満が出てくるなら、コンサルなんて何も意味がない。わたしに不満が出てくる時点で、あなたは『今が幸せです。』と言っているのと同じ。」

と、言わせてしまうのです。

やらされてやってることで、目に見えるところは上達したとしても、心が育つことはないのかもしれません。

 

 

「眉間にしわを寄せて。それで幸せな人、見たことないわ。」

と、いくえさんは言い放ちます。

 

幸せになることを望んでいるのに、眉間にしわを寄せる。なんとも矛盾したことなのだと、今なら理解できます。

でも、2年前までは、理解できなかったです。

 

 

最近は、いくえさんがこんな話をしてくれました。

「あなたがわたしのコンサルを望んだ時に、わたしは『あぁ、無一文になる。』とわかったのよ。だって、実際、あなたにお金があろうとなかろうと、あなたはわたしの言葉を理解できなかったわ。2人でやり始めて、それなりの売り上げを出したからって、あなたの心が育ったか?それは別の話だった。お金があっても、いつも別のところで問題が残っていた。なんなら、お金があれば、あなたはわたしの言葉を受け入れることが難しかったかもしれない。だったら、お金のことは後回しで、先に「心」に集中した方が、問題は早く片付くと判断した。お金があったら10年はかかってた。きっと今でも、嘘をついたり、騙したり、その場限りの言葉が蔓延してた。土台がきちんとできていないのに、どんなにお金だけあっても、絶対に幸せにはなれないことだけは、わかっていたから。

 あなたから、嘘をつく心が無くなったわけじゃない。「嘘をつく」「騙す」「その場限りの言葉を放つ」これらが消えてなくなったわけじゃなく、これらを使わない選択ができるようになってきた。そんなものを選択しなくても、十分に生きていける術を身につけてきたんだと思う。お金がない崖っぷちの時に、そんなのを使わずに生きていけるなら、お金があるときにも使わずに済むし、使う必要がない。お金がない時にそれを使う人は、お金があっても、それを使う。なぜなら、その人は『そういう人』だから。その選択肢を使わずに過ごせるようになったあなたに、わたしは「使ったらいいのに」と意地悪なことををするときがある。それでも、今のあなたは、腹を立てたり拗ねたり、トンチンカンなことをしなくなった。それを使わない理由を何度も何度も話してくれるようになった。この訓練ができていたら、わたし以外の人から同じことをされても、きっと同じように向き合えると思う。嘘をつかず、騙すことなく、本当に思っていることを伝えられると思う。わたしの訓練が一番、きついから。あなたがあなたの優先順位を自覚しておかなきゃ、最後は自分でしか自分を守れないから。」

 

そしていくえさんは、こう続けました。

「わたしも、お金がない自分を情けなく思うこともあったけど、でも、お金のない一方で、こうやって一人の人間と向き合って、1ミリでも成果が出たならそれは誇らしいと思ってる。お金に目もくれずやってきたからこそ、10年もかからずにそれなりの答えが目に見えてきた。」

 

さらさらっと書いているこの文章の中に、どれだけの覚悟が詰まっているのか。

ここまで向き合ってもらえている自分は、本当に幸せです。

 

お金が無くても、いくえさんは眉間にしわが寄らないのです。お金が無いからといって、いくえさんから笑顔が無くなることもないのです。いくえさんはいつも機嫌が良く、自分の機嫌をちゃんとコントロールできるのです。

当たり前なことですよね。でも、それができる人がどのくらいいるでしょうか。

「お金がないからこそ、得ることもたくさんある。」

 

 

小林正観さんの本の中に、

「長い目で見ると、すべてが幸せだったと気づく。」

という言葉があります。

 

私といくえさんも、前世からの繋がりがあると、『スピリチュアル座談会』でも、いくえさんが話してくれました。

今世での、いくえさんとの出会いも、私のこれまでの人生も、すべて必要なことだったと、私は2年前から話を聞いています。良いとか悪いとかどうでもよくて、すべて必要なことでしかない。その一瞬を切り取れば、良い悪いと判断したくもなりますが、人生を前世から含めて長編小説として見て行けば、良い悪いよりも、とにかくドラマチックなのだと。

 

いくえさんがやっていることは、とにかく壮大なことなのです。