独りじゃない。


11月1日。

わたしにとって、新しいスタートだと思っている今日、なんだか慌ただしく、そして確実に、また1ミリ前に進んだ。


先日、岐阜へ出張に行って来た。

1年10か月ぶりに、わたし1人での出張。


なぜ1人かって?

金銭的な理由と、新たなスタートのためという理由と。


わたしにとっては、ものすごく前向きな気持ちだった。

この時まだ、一緒に行けなかった者は、その気持ちを理解するまでの余裕はなかったようだが、そんなものにもういつまでも付き合わない!と、決めて、

「これは、とても前向きなことなんだ!」

と、何度も伝えて出発した。



1人で行くことは、岐阜の仲間には前もって伝えていた。


りえむしと、待ち合わせたのだが、なんとなく彼女の表情が暗い。

「かつあき先生、来たかったよね。きっと…」


と、開口一番、かつあき先生の名前を出した。


わたしは、前向きに1人で来たのだが、りえむしにとっては、わたしが1人でいることは決して前向きではなかったようだ。



そのあと、ヘアサロンfateのまつおさんに会った。挨拶もそこそこに、

「かつあきくん、来たかったやろねー!」

と、何度も言っていた。


クライアントさんが、サロンに来るたびに、

「あれ?お1人ですか?」

「かつあき先生は来てないのですか?」

と、彼がいないことに驚いていた。


中には、かつあき先生へのお土産も準備していただいていた方も、いらっしゃった。


2022年の2月に、初めてかつあき先生を連れて、岐阜に行き、「よろしくお願いします。」と、紹介してまわった。

もっといえば、2021年11月から、わたしと一緒に仕事をすることになり、わたしの周りの人達みんなに、紹介した。


やっと2年が経とうとしてる期間に、すっかり、彼の居場所が定まっていた。

自分で仕掛けたとはいえ、こんなにハマっているとは、我ながら驚いた。



そんなことは、本人の耳にはまだ入らない。

残された者は、だんだんと屁理屈を重ねるようになる。


「まだ、そんなことを言うのか?」

と、些細なことが、わたしの逆鱗に触れる。

わたしは、前向きだと伝えているのに、それを勝手に自分の都合よく解釈し、邪魔をしてくる。そんな人間は、もうわたしのそばには必要ないし、いないはずなのだ。

なのに、どこからか、バカ面を出してくる。


「この期に及んで!」

と、わたしは一切を認めず、追放すると告げた。

すると、今度は、みゆきちゃんや、染矢さんが、わたしを止める。

「どうか、待ってほしい。」

「きっと向き合えるはずだから!」

「私は、かつあき先生を信じる!」


2人は、個別にも、連絡を取ったり、連携したりしたのだろう。

バカ面が出た人間を相手にするのは、至難の業。それでも、2人は見捨てなかった。



それまでは、わたしとかつあき先生の2人の問題だったが、今は、こうやって、わたし以外の人間も、仲間のために時間と労力を費やす(費やせる)ようになった。



岐阜に行っても、大分にいても、かつあき先生の居場所はちゃんとあるのだ。

わたしが必死に確保しようとしなくても、なんなら、わたしが追放しようとしても、他の人が、全力でそれをなんとか阻止しようと動くのだ。



本人に、その事実が伝わったとき、何を思うか…。

彼は、仲間に頭を下げた。

自分の疎外感や不安を言葉にした。言葉にできた。


仲間は、それをも受け入れた。

「みんなで補い合いながら、切磋琢磨したい。」



2年半のかつあき先生のコンサルは、かつあき先生だけのコンサルではなくなっていた。


「あなたは、もうなんでもできる。過去の自分に自分から戻ろうとするな。」





前回のブログを読んでくれた方も、かつあき先生の心配をしたことだろう。



なんて幸せな人間なのか。



すべて前向きなのだ。

すべてがプラスなのだ。

わたしが言うことは絶対なのだ。



あるラインまでの土台づくりは、やってきたのだから。



わたしの思考法があれば、どんなことでもできる。



そして、この思考法の訓練の鍵は『独りじゃない』と知ることなのだから。