無知は罪。
これすら知らない人間も多い。
14歳の女の子は、親に睡眠時間4時間で勉強させられ、朝が起きれない。そのため、親が毎朝、栄養ドリンクを飲ませていた。
そのために、その女の子は肝炎を患う。
栄養ドリンクがどいうものかも知らずに、思い込みで子どもに与え、子どもを壊す。
決して壊したいわけではないはずだろうに、結果的に子どもを壊す。
16歳の男の子は、親に「これはプロテインだから」と、毎日ビールを飲むことを強要された。その結果、その男の子は酒をやめられず社会人になり、20年もの間、平気で飲酒運転をするようになった。結婚し子どもの前でも平気。親も家族も、そこに集まる大人も全員が、その飲酒を了解していた。異常な集団。
それでも親は、悪びれもせず、「お前のため」という姿勢を崩さない。
無知は罪。
それ以上の何があるのか。
学校の勉強は、基礎編。
そこからの応用は、自力で得ていくものなのだ。
学校の勉強は、基礎を知る中で、勉強の「仕方」を教わる。
その勉強の仕方を使って、一生、勉強し続けるのが、人生なのだ。
そこを全く理解せずに、毎年、年だけとって平気な人間が多すぎる。
そして、自分の人生を切り開くには、時に闘っていくことも必要。
支配された環境で育った人間は、そのことすら知らない。
そしてまた、罪を生む。
罪とは、警察に捕まって初めて罪になるのではない。
それすら知らない人間がいる。
わたしの周りには、こういう人間が、たくさんいる。
社会人となり、生きづらさを感じ、わたしの元で、人間としての根本を学ぶ。
素直に受け入れるまでにも時間がかかり、
闘うということにも時間がかかる。
支配されることを植え付けられた人間から、生まれ変わるには、ものすごい労力がいる。
親から植え付けられた負の遺産。
それを苦労して除去するのは、親ではなく本人という事実。
親になろうとも、偉くなったわけではない。
親になろうとも知識が勝手に増えるわけではない。
親という肩書きや、ポジションに、甘えすぎている人間が多すぎる。
子どもは、親の所有物ではない。
無知は、罪。