左目。



先日、わたしが拠点としている大分サロンのイベントを開催した。


わたしが、岐阜出張に行った時にお世話になっている、岐阜県各務原市のヘアサロンfateさん(以下、まつおさんと記載)と、愛知県一宮市在住のリメイクスのりえむしに来県してもらい、ヘアカットとフラワーレッスンを行った。


わたしが岐阜や大阪に出向き行う出張では、やはり、お客様が満足してくださるようにと、気持ちを集中させる。それが、ホスト役を担ってくれる方々への恩返しにつながると信じている。


大分サロンのイベントでは、お客様の満足感はもちろん、来県する2人にとっても、次につがるようにと、準備を重ねてきた。


結果は、今のわたしができることは、やり尽くしたと感じている。しかし、これで終わりではなく、次に繋げるには?と、課題もたくさん出てきた。


まつおさんを大分に呼んでヘアカットをするイメージは、数年前からあった。

彼女は、前世、わたしの髪結師。斬新なヘアスタイルで、わたしの魅力を引き出してくれる。そんな彼女の感性と技術を、わたしの周りの人達にも体感してほしいと考えていた。

結果、生まれて初めてショートヘアにした方や、ツーブロックに刈り上げた形や、それぞれの魅力を引き出し、大満足していただけたようだ。


りえむしのフラワーレッスンの計画は、リメイクスとなってから、わたしのイメージに湧いてきた。彼女も、前世、わたしとの繋がりがある。そして、わたしよりも、かつあき先生との繋がりが強くある。前世、あまり人前に出ることもなかったであろう彼女が、今世は広く人前に出て、知ってもらう経験を積んでいってほしいと思い、計画を遂行した。

花のプロである彼女の説明や提案に、参加された方も感心感動し、作品づくりを楽しんでいた。

駆け出しの中の駆け出しである彼女にとっては、まだまだ荷が重いところもあったかもしれないが、わたしの目指すものが、少しでも感じ取ってもらえたのなら、この経験を糧にまた1ミリずつ前に進めると思う。

わたしと、かつあき先生との繋がりの話は、座談会でもまた詳しく話そうと思う。



さて、そんな中、まつおさんが面白い事を言った。

「私、いくちゃんの左目を見ることができないんだよね。」


どういうことかというと、まつおさんが普段通りサロンワークをしている時、お客様と鏡越しに会話する場面が多いのだが、ある時、お客様の左目を見ると、すごく濁って見えたそうだ。

「あれ…?」

何度見ても、なんとなく濁って見える。でもそれは、自分が感じることなのか…?とても疲れているように感じる…。

「左目って、そういう何かのサインなのかな…」

と、感じたらしい。

その後、わたしと会った際に、わたしの左目を見ようとしたら、見れない。見てられない。というのだ。


「いくちゃんの目は、本当に綺麗なんよ。澄んでるというか。それが強いのか、いくちゃんの左目は見れないんよ。

何度もチャレンジするんよ、自分の中で。でも、だんだんとしんどくなって。パワーに敵わないというか。」


そんなことがあるんだと思って、わたしもすごく興味深く話を聞いた。


誰もがスピリチュアルで、みんなに直感がある。そのツールは、人それぞれ。

まつおさんは、そのツールの1つに、その人の左目で感じることができるのだろう。


確かに、目(瞳)の状態は、スピリチュアルを生業にしている人間には、明確に出ると聞いたことがある。この状態は、本人は気づかないことがほとんどらしい。

ましてや、まつおさんのように目(瞳)の状態がわかる人間も全員ではない。ということは、そこで、「ホンモノ」か「ニセモノ」かを判断できるのも、全員ではないということなのかもしれない。


人間のカラダは、実にスピリチュアルだ。



大分出張から岐阜に戻ったまつおさんから、挨拶の連絡が来た。

その時に、

「石畳乃癒のオーナーの左目も、見れなかった!」

と、言っていた。



ま、それもそのはずだ。

わたしが拠点としている場所のオーナーなのだから。