タイミング。


かつあき先生が約3か月ぶりに、ブログを更新した。

ブログに書いているのは、切り取った一部で、約2,000時間が経つ中では、到底、書き表せない出来事もたくさんある。しかし、それもすべて、あのブログの内容に繋がるものだ。


人間はどこまで行っても、自分にしか興味がない。あのブログを読んだ人間が、自分を省みるきっかけになるなら、どんなに報われるだろうか。



先日、母親から電話があった、珍しくわたしはその電話に出た。

出た途端に喋り出す母親に、もう一度、話を聞き直す。


「さっきね、私、毛布を干そうと、毛布を両手で胸の前に抱えて家の中を歩いてのよ。

でも、足元が見えないじゃない?私、足元に、物を入れた箱を置いてたんだけど、それをすっかり忘れてて!

それに、足を引っ掛けちゃって!

『あー!顔から転んでしまうーっ!!!』

って、もうスローモーションよ!

そしたら、目の前に、私の分身が現れたのよ!

ものすごい形相で、私の体を支えてるようなイメージだったわ!

『え?!』

と、思った瞬間に、真下にフワリと転んだのよ。すごくない?そんなことある?

もう、これは、あんたにしか話せない!と思って。すぐさま、電話したの!」


なるほど。


そういうことは、誰にでもある。

たまたま母親には、自分と同じ姿をした存在となって、視えたのだろう。

人によって、それが何の姿に視えるのかは、違う。


「なんで助けてくれたのだろうか?」

と、母親に、


「それは、タイミングよ。」

と、答えた。


シンプルだが、なかなか奥が深い答えかもしれない。



さぁ、イクエシキも、本格的に、歯車が回り出した。

今までは、大きな歯車が1つ回っていたが、そこに、小さな歯車が1つずつ増えていき、チェーンにしっかり絡み、回り出した。


イクエシキ.17は、チーム。

それを、わたしも含めて仲間全員が自覚すること。

「自覚」するだけで、その1ミリの質も深みも変わっていく。