ブログに書いているのは、切り取った一部で、約2,000時間が経つ中では、到底、書き表せない出来事もたくさんある。しかし、それもすべて、あのブログの内容に繋がるものだ。
人間はどこまで行っても、自分にしか興味がない。あのブログを読んだ人間が、自分を省みるきっかけになるなら、どんなに報われるだろうか。
先日、母親から電話があった、珍しくわたしはその電話に出た。
出た途端に喋り出す母親に、もう一度、話を聞き直す。
「さっきね、私、毛布を干そうと、毛布を両手で胸の前に抱えて家の中を歩いてのよ。
でも、足元が見えないじゃない?私、足元に、物を入れた箱を置いてたんだけど、それをすっかり忘れてて!
それに、足を引っ掛けちゃって!
『あー!顔から転んでしまうーっ!!!』
って、もうスローモーションよ!
そしたら、目の前に、私の分身が現れたのよ!
ものすごい形相で、私の体を支えてるようなイメージだったわ!
『え?!』
と、思った瞬間に、真下にフワリと転んだのよ。すごくない?そんなことある?
もう、これは、あんたにしか話せない!と思って。すぐさま、電話したの!」
なるほど。
そういうことは、誰にでもある。
たまたま母親には、自分と同じ姿をした存在となって、視えたのだろう。
人によって、それが何の姿に視えるのかは、違う。
「なんで助けてくれたのだろうか?」
と、母親に、
「それは、タイミングよ。」
と、答えた。
シンプルだが、なかなか奥が深い答えかもしれない。
さぁ、イクエシキも、本格的に、歯車が回り出した。
今までは、大きな歯車が1つ回っていたが、そこに、小さな歯車が1つずつ増えていき、チェーンにしっかり絡み、回り出した。
イクエシキ.17は、チーム。
それを、わたしも含めて仲間全員が自覚すること。
「自覚」するだけで、その1ミリの質も深みも変わっていく。