2つのストーリー⑤

2019年11月27日 11:04
カテゴリ:2つのストーリー

しばらくすると、Y子から電話がきた。

いつもと変わらない声だと思ったが、
何か様子が違うなと、すぐに感じた。

(Y子)
「もしもし、さっきはごめん。」
(わたし)
「ううん、こっちこそごめん。あんなLINEまで
して。びっくりしたやろ?(笑)」
(Y子)
「んー…わたしが何かの判断をするって、
どんなことやろう?」

Y子は、すぐに核心をついてきた。

わたしは、答えた。

「あなた、旦那さんと離婚して、
自殺するつもりやったんじゃないん?」

すると、Y子は、少し黙り、
「……
なんで、わかったん?
わたしこの3日間、どうやって死ぬか、どこで死ぬか…
そんなことばかり考えてた…」
と。

Y子は、その年の7月あたりから、体調が悪くなり
寝込んでいたらしい。
何もできない自分に嫌気がさして、生きる気力すら
なくなっていた。

(わたし)
「わたしは、パワーがすごく強いみたいで、
電話で話すだけでも相手が元気になるみたいよ!」

(Y子)
「ほんまや!いま、わたし、立ち上がってる!
すごい!
もう本当に立ち上がることすら、できひんやったんよ。すごい!ありがとう!」


Y子がなぜ、そこまで寝込んでしまったのか
詳細はここでは伏せておく。

しかし、ひとつ言えることは、
マイナスエネルギーとは
「本当に強い」ということだ。

ときに、生きる気力さえも
奪ってしまう…。



Y子とは、その電話を機に、
頻繁に連絡を、とるようになった。
Y子だけでなく、その家族とも親交を深め、
のちに、わたしの『大阪出張』も、実現できた。
本当に、良くしてもらったし、感謝でいっぱいだ。


また、
生きる気力さえも失くしていた人間が

今も、元気で家族と生活していることが
わたしにとって、何より嬉しい。



話を、川の写真に戻す。

そんなY子に、LINEの写真を送った。
(Y子)
「あー…これはあかんな…」

やっぱり。
2枚目の写真もわたしが感じるものと、そう変わらない反応をする。

とにかく、わたしはその川にいる男性Sに電話をし、
すぐに川から出るように伝えた。


しかし、この写真…
何か気になる…

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