2つのストーリー(14)

2020年01月27日 16:27
カテゴリ:2つのストーリー

 初めて教会の中に入ったわたしは
名称など全く知識はないが
前方に陶器で作られたような像が
たくさんあり
その像を前に
自分の感情とは関係なく号泣した

…なぜ、泣いているのかもわからない…
…嬉しいような…ほっとしたような…

しばらく1人で泣いたあと
気分もスッキリしたのだか

なんのためにここに来たのかは
わからず
どうしたものか…
と思っていると

後方に雑記帳のようなものがあった

わたしはそこに
ここに来るまでの経緯を書いた
(長崎・龍…そして思うままに
ここにたどり着いたこと)

書き終わると
ふと
何か言わなければならないことがある
と思い

もう一度
前方に進み
陶器の像の正面に座った


そこで
わたしは次のようなことを言った

『様々な悲しい事実は事実としてありました。
ですが、今、日本は、いろんな宗教を自由に
お参りできます。それこそ本当の自由の国では
ないでしょうか。
 いろんなことで日本が成功することが、世界の成功、平和につながるのだとわたしは思います。
 なので、どうか、悲しまないで。
 みんなをここにおいて行きます。どうぞ、みんなを癒してください。
 いつかまた、わたしが何者かがわかったときに
もう一度、ここに来ます。』


わたしの口から次々と言葉が出ていったのだ


それを言い終わると
わたしの後ろ側から
無数の白いフワフワとした丸いものが
正面の像の方向へ
天使と一緒に飛んでいくように
感じた

記事一覧を見る

powered by crayon(クレヨン)