2つのストーリー(19)

2020年03月02日 12:39
カテゴリ:2つのストーリー

A子のおかげで、たくさんのことがわかった。

龍つかい…
そうか、ならば7月の川の龍も…
あのとき友人Sが言った、
「あれは、いくちゃんの龍が助けてくれたの?」
という言葉に対して否定できなかったのは、
本当にわたしの龍だったのかも…


しかし、
なぜ、ここにきて、こんなに龍がたくさん?
あ‼︎そうか、わたしの作ったお香かも‼︎


わたしの作ったお香『麻りあ』は、
神秘の香りと謳っているが、あながち嘘ではない。
その香りに龍が寄って来たのかも…




それから数日後、
また別の友人M子が、エステに来てくれた。
M子にもこの一連の話はしていた。
するとM子が、
「いくちゃん、高尾と音羽は大分県の中津市の出身だって、ネットに記述があったよ‼︎」
と言ってきた。

※ネットの記述を写真でアップしている。

M子
「だから、いくちゃんが高尾だった可能性、あるよ!」


そう、わたしは大分県中津市の出身。

わたしの中で何かが繋がる感じがした。

もし、黒田家の妾としていたのならば、黒田家にとっても何か利点があったはず。
『龍つかい』としてのわたしの能力を知っていたとするなら…

わたしが黒田家に何らかのアドバイスをしていたとするなら…

「不祥事」とは、本当は、黒田家の汚職を見破ったとするなら…

汚職が、世に出ることも困る。わたしを殺しても祟りが怖い…とするなら…

追放としながら、わたしたちに生きていける場所を与えたのか…

そのとき、必ず音羽も一緒でなければならなかった…

博多の遊女街でお客の殿方に『龍つかい』としてアドバイスしていたとするなら…

その噂が少しずつ広まり、長崎奉行の耳に入ったとするなら…

あの諏訪神社は水神や龍神を祀っている…

表向きにはキリシタン弾圧としているが「くんち」には、もっと深い意味があったのではないか…

大波止の水害を鎮め、長崎の繁栄を願い、
わたしと音羽を長崎に呼び神事を行わせ、
そこで、あの土地に【龍をおろした】とするなら…

本来なら『龍つかい』として扱うところを、
暗殺などされては困る。だから、遊女のままで
あの場で曲舞をおさめたとするなら…

…もちろん、全てはわたしの中にあるイメージ。
しかし、そのイメージは時間が経っても全く崩れることがない。

その後、わたしと音羽は丸山遊郭に入り、花魁として過ごしていたとするなら…


わたし自身、丸山華街にいたとイメージすると、
すごく腑に落ちる。そこで、今世と同じように、男女問わず、たくさんの人にさまざまなアドバイスをしていたのだろうと画に浮かぶ…

ただ…
わたしは丸山に、音羽は寄合にと
別れたように感じるのだ…

遊郭で音羽と過ごすイメージが湧かないのだ。
どうしても…

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